カメラの本質的価値を伝える、Canonの感動的CM
- Company: Canon
- Agency: Grey, New York
- Country: USA
今回はアメリカより、Canonの新作カメラを
プロモーションするために作られたTVCMのご紹介です。
そうです。
今回は敢えて、”カメラの機能”を訴求せず、
”写真を撮る人”にフィーチャーしてCMが作られました。
危なっかしい崖や洞窟、急勾配の坂で撮影に挑むカメラマンたち。
特別な一瞬を押さえるために、彼らは身を粉にして
シャッターを切り続けます。
端から見ると「なんでそこまで?」と思えてしまう、
もはやバカバカしささえあるシチュエーションの数々ですが、
そこまでしてまで、その一瞬を押さえようとする人の姿が
とても愛おしく思えてしまう、そんな素敵な仕上がりになっています。
カメラの本質的価値は、そのカメラ自体の美しさではなく、
”被写体そのものであり、それを撮りたいと思う心”である。
そんな当たり前のことに気付かされた、素晴らしいCMです。
是非ご覧ください。