南アフリカの子どもたちの”手洗いの習慣化”を促進した、ソーシャルグッドなコミュニケーション
- Company: Safety Lab and Blikkiesdorp 4 Hope ‘Hope Soap’
- Agency: Y&R
- Country: South Africa
南アフリカのある地域では、
資源ごみによって汚染された不衛生な環境での
生活を強いられた人たちがいます。
中でも、子どもたちは耐性が弱く、
コレラや下痢などの病気に数多く悩まされていたそうです。
”手洗い”の習慣のない、そんな地域の子供たちに、
石鹸メーカーとして何かできることはないだろうか。
そのような考えの下、実施されたの「HOPE SOAP PROJECT」です。
どうすれば、恒常的に子どもたちが
石鹸を使って手を洗ってくれるでしょうか。
アイデアは極めてSimpleでした。
そう、おもちゃを石鹸の中に閉じ込めてしまったのです。
子どもたちは おもちゃが欲しいから、
毎日一生懸命石鹸を使ってしまうというわけですね。
子どもたち、とっても楽しそうです。
アイデアは極めてSimpleなのですが、
納得のいくコミュニケーション設計。とにかく素晴らしいとしか言えません。
「Creating Shared Value」という企業と社会の共有価値を創造する
というスタンスが叫ばれるようになって久しいのですが、
まさにこのコミュニーションは、
それを体現している素晴らしい仕事だと思います。
ぜひビデオもあわせてご覧ください。