地下鉄構内という”場”の特徴を最大限に活かした、画期的なデジタルOOH
ノルウェーのヘアケアメーカーであるAPOTEKが、
デジタルOOHがとてもユニークで面白いです。
駅のホームに設置された、
最近日本でもよく見かけるタイプの縦長デジタルOOH・・かと思いきや。
電車が来ると、
OOHの側面に設置されたセンサーが反応して、
画面中の女性の髪が風になびくという演出が始まります。
よくヘアケアブランドのTVCMなどで、
女優さんのさらさらの髪を、
強い風でなびかせる演出は見かけると思うのですが、
まさにあれを、地下鉄構内という場所の特徴を最大限に活かして
とても印象的に見せることが出来ています。
案の定、この仕事は世界のあちこちでシェアされ、
先のNew York Festivalでも、Outdoor部門のGrand Prixを獲得した模様。
シンプルだけど、風圧の関係で
地下鉄構内は異様なまでに風が強くなるという
万国共通の”あるあるネタ”をうまく活用した、
素晴らしいOOH事例と言えるのではないでしょうか。