エキストラ総勢2,400人。OK Goの世界一大掛かりなワンカットMVが凄い
- Company: OK Go
- Agency: Mori, Tokyo
- Country: Japan
毎度衝撃を与えてくれるOK GoのMV。
今回の新作「I Won't Let You Down」は、
その中でも群を抜く、凄まじい映像に仕上がっています。
公開から一週間を待たずして、約1,000万回の再生。
元々世界で注目されているアーティストであることに加えて、
その再生数の多さが、映像のクオリティーを物語っています。
まずは、四の五の言わずに、MVをご覧ください!
巧みなPR戦略も相まって、
あちこちにPVの裏側を捉えた記事が散見されるので、
面白い話を抜粋してみたいと思います。
まず、スタッフですが、
Creative Directorに原野守弘さん(Mori)。
Art DIrectorに西田淳さん(Drill)。
このお二人はdocomo「森の木琴」のペアですね。
そして、映像ディレクターには関和亮さん。
とあるタイミングで、メンバーと原野さんとの間に
つながりが生まれたことから、今回のMV制作に話が発展したようです。
それにしても、このMVの圧巻のマスゲームには
目を見張るものがありますが、一体どうやって撮ったのでしょう?
凄まじいクオリティー。
まさに、謎が謎を呼ぶ展開になっているのですが、
撮影機材は改造されたドローン。GPSで制御しつつ、
さらに細かく動きを補正したり、ラジコン的に動かす人がいた模様です。
本当に全てが一発撮りなのだとしたら、人もカメラも、
とてつもない練習量がないと、こんな映像作れなかったことでしょう。
OK Go本人たちも、かなり練習を積んだようです。
たびたびその様子がTweetされているのを見ても、
本人たちもかなり関与度高く、
このMV制作に取り組んでいたと思われま。
アーティストにエキストラ、そして企画者や制作者たち。
全ての人が互いにリスペクトし合いながら、
この凄まじい仕事が生まれたと思うと、ただただ感服するばかりです。
受発注の関係を越えてこそ、本当にクリエイティブなものは生まれる。
喧々諤々意見を交わしながら、
ひとつのゴールに向かってアイデアを精錬させていく。
そんなチームとして当たり前だけれども大切なことを、
感じさせられたのでした。