インテルとACミランのファンを繋いだ、コカ・コーラの「フェアプレーマシーン」
コカ・コーラがイタリアで行った、とてもユニークな事例をご紹介。
イタリアは、ミラノ。
長友・本田という日本人選手が所属していることでも有名な、
言わずと知れたサッカー都市です。
両チームの決戦は「ミラノダービー」と称され、
因縁の対決として知られています。
ホームカラーは、青と赤。
コカ・コーラは、決して交わることのない
この両チームのファンたちを繋ぐことを試みたのでした。
その名も「Fair Play Machine」。
特別に用意された自動販売機は、対戦の行われる
スタジアムの対局に、1台ずつ設置されました。
この自販機、少し形が変わっており、
真ん中に「Share」と書かれたボタンがあります。
なんとこの自販機、Shareボタンを押すと、
対局にある相手チームの自販機から
コカ・コーラが出て来るという仕組みになっているんです。
つまり、インテル側のボタンを押すと、
ACミラン側の自販機にコカ・コーラがプレゼントされる、という訳。
決して交わることのない、両チームのサポーターもこれには大喜び。
フェアプレーの下、互いの健闘を誓い合ったのでした。
人と人を繋げる自動販売機。なんともコカ・コーラらしい、
美しいコミュニケーションだと思いました。
ぜひVideoもチェックしてみてくださいね。
【参考】インドとパキスタンに設置され、
国境を超えた友情を生み出す自動販売機として注目された
「Small World Machine」とコンセプトは合致していますね。
知らない方は、こちらもあわせてチェックしてみてください。