現在場所をつぶやくと数分以内にエビアンを届けてくれる、Real Timeイベント
- Company: DANONE
- Agency: Epiphany
- Country: USA
あの世界的に有名なウォーターブランドである”evian”が、
画期的なリアルタイムキャンペーン、
"evian Bottle Service"を展開しました。
舞台は、真夏のニューヨーク。
ブライアントパークやマディソンスクウェアパークなどの
屋外で休日を楽しむ人たちに向けて、
このキャンペーンは展開されました。
参加ルールは、いたってSimple。
8月19日〜21日の3日間、指定されたハッシュタグ
#evianBottelServiceを使って現在位置を加えてつぶやくだけ。
すると、すぐにそのTweetを確認した、
evianのブランドアンバサダーが5-7分程度で現地に駆けつけ、
キンキンに冷えたevianをサンプリングしてくれる
という仕組みになっています。
どうやら、 限られたエリアにだけTweetを配信する
Targeting広告を使って、このイベント告知を行っていた様です。
ちなみにブランドアンバサダーの、
同時期に始まった、テニスの世界的大会USオープン
(evianもスポンサードしている)にあわせて、
企画されたものなのかもしれませんね。
気になる結果ですが、
1日あたり約147人がハッシュタグを用いてつぶやき、
Follower数は同時期比11倍の増加とのこと。
また、期間中は通常時の3.5倍程度のTweet Volumeを獲得し、
280万impressionと、75,000のエンゲージメント
(RT/FAV/Mention)だったそうです。
数値的なボリューム感の賛否はさておき、
燦々と照りつける太陽の下で、飲むevianはさぞかし美味しいことでしょう。
いわゆる通常のサンプリングより、
感動も大きければ、味わいもひと際だと感じてもらえたはず。
そういった意味で、
QuantityではなくQualityにフォーカスした、
Consumerにとってとても経験価値の高い、
エンゲージメントキャンペーンだったと言えるのではないでしょうか。