映画「KONG」をPRする、突如ロサンゼルスに現れた巨大な足跡広告
- Company: Warner Bros. Entertainment
- Agency: Grandesign, New York
- Country: USA
映画「KONG: Skull Island」の公開を前に、
ロサンゼルスのあちこちに”キングコングの足跡”が出現する
というスケール大な広告が展開されているようです。
こちらがロサンゼルスのビーチに現れた、その足跡の様子。
人の大きさと比較して、スケールの大きさが伝わってくるかと思います。
何よりクオリティも高いですよね。
そして次が、
とあるロサンゼルス市内の駐車場。
繁華街の中にある広場。
都市部になると、地面に穴を開けられないためか、
錯視ステッカーを使っただけで、クオリティーがイマイチなのはご愛嬌ですが…
続いて、街を見下ろす谷。
これはいい感じですよね。映画のワンシーンみたいです。
観光名所としておなじみの、ハリウッドにも現れたようです。
試みとしてはシンプルでいて、とても強いと感じます。
モノとしてのリーチ効率は低くても、PR効果は絶大ですよね。
(なんてったって、遠く離れた日本でもこうやって記事化されてるのですから)
KONGのような実在しない生物を、
あたかも実在しているかのように現実世界に持ち込むと、
作品の世界観を瞬時に感じられますし、映画の宣伝において
「現実化」というアプローチは極めて有効だと思います。
日本だとどこまでできるのだろう、と余計な心配をしてしまいますが、
非常にアメリカらしいユニークな施策なのでした。