マクドナルドのパッケージを活用した、もはや感動すら覚えるARアイデア
- Company: McDonald's
- Agency: DDB, Sydney
- Country:
本日はオーストラリア・シドニーより、
マクドナルドのARプロモーションをご紹介します。
最近色んな飲食店のwebでは、
店で使われているメニューの材料やカロリー表示をすることが
当たり前のようになってきていますが、
なかなかサイトまではじっくり閲覧する機会がないのが殆どでしょう。
そこで開発されたのがこの「Track My Macca's」です。
仕組みはとっても簡単。
専用アプリを使います。
まずGPSでどのお店にいるのかを入力し・・・
専用のARマーカーがついたパッケージを読み込むだけ。
するとこんな感じで、パッケージを囲むように
様々な3Dの立体物が画面上に出現します。
世界観がかなり秀逸です。
商品の原材料が、そんなところで育ち、調理され、運ばれてきたのかを、
絵本の世界観で分かり易く、楽しく見せてくれるというわけです。
生産者も物語のキャラクターとして登場。
とっても細かく作り込まれています。
通常、企業の情報なんて誰も見たくないし、深入りしてくれないものですが、
こんなARだったら、思わず見てみたくなったりしませんか?
改めて広告には「Fan」が必要だということを学ばせてくれます。
電通の岸さんの有名な言葉。
「それ自分だったらやる?」
どんなときも冷静な目を持って、自分のアイデアを
研ぎ澄ましていきたいと思います。